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​石家とは

 石家とは、石材にかんするあれこれを集めた、石材情報サイトです。このサイトは実際に石材の施工をした経験がある専門家や、世界の石材採掘場を訪ね、当社の石材の選定を経験したことのある専門家の監修のもと作成した情報サイトです。石材の種別や専門用語、石のあれこれをまとめています​。

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石とは

​石について

太陽系、地球の誕生時、原始地球はマグマの海であり、数十億年の年月をかけ現在の地球・大陸が形成された。マグマが冷却した物が岩石であり、風化、堆積、変成、結晶化を今も繰り返している。私たちが住んでいる地球、大げさな言い方をすると地球そのものが石であり、人の命と同じく、石材は命ある大切なもの。そんな思いを抱きながら、私たちは石工事に取り組んで行く必要があるとおもいます。

主な石材の成因別分類

​主な石材の成因別分類

 石材の分類には、石材の成因別分類と石材の形状別分類があります。

 ここでは、石材の成因別分類つまり、どこでとれたのか。どうやってできたのか。などで、分類されるものを紹介します。

斑岩

 イタリア斑岩・アルゼンチン斑岩などさまざまな種類があります。主成分は石英、長石、雲母、輝石、角閃石などの鉱物を主成分とした火成岩(地下のとけたマグマが、ややゆっくりと地表または地下で固まって出来た岩石)です。自然の形状、仕上げを生かしたスラブ材から製品加工されたピンコロや板石をはじめ、ブロック材から製品加工された縁石等もあります。

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​花崗岩

 御影石は、世界各地でとれる石材です。石英、長石、雲母、輝石、角閃石などの鉱物を主成分とした火成岩(地下のとけたマグマが、ゆっくりと地表または地下で固まって出来た岩石)。圧縮強度が強く、耐久性も大きいですが、耐火性は低い特徴的な石材です。硬質で研磨すると美しい光沢が得られます。日本では有名な石材の一つでしょう。

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安山岩

 安山岩は、長石、輝石、角閃石、黒雲母などの鉱物を主成分とした火成岩(地下のとけたマグマが、ゆっくりと地表または地下で固まって出来た岩石)です。圧縮強度、耐久性、耐火性共に大きいため、石垣や石壁、砕石(砂利)等、幅広い用途で使用されます。

凝灰岩

 凝灰岩は、堆積岩(火山灰や細砂が堆積してできた石)です。圧縮強度・耐久性は他の石種に比べて低いですが耐火性に優れるという点があり、吸水率が高く風化しやすいが、加工しやすいメリットがあります。

砂岩

 砂岩は、堆積岩(火山灰や細砂が堆積してできた石)で最も一般的なものです。主成分は石英、長石などです。

石灰岩

 炭酸カルシウムを主成分とする堆積岩(火山灰や細砂が堆積してできた石)です。ライムストーン(石灰岩の英名 : limestone)とも呼ばれる。セメントの原料でもあります。

玄武岩

 玄武岩は、長石、輝石、かんらん石などの鉱物を主成分とした火成岩(地下のとけたマグマが、ゆっくりと地表または地下で固まって出来た岩石)です。

​石英岩

 石英岩は、堆積岩(火山灰や細砂が堆積してできた石)の一種で、主に成分中に石英を多く含んだ岩石のことです。建材として使われることが多くクォーツサイト(石英岩の英語名 : Quartzite)とも呼ばれます。

粘板岩

 粘板岩は、堆積岩(火山灰や細砂が堆積してできた石)で、瓦や塀としての建築材料、また硯などの材料として用いられます​。日本でも瓦などに用いられています。

大理石

 石灰岩が熱変性作用(熱によって初めと違う性質に変える作用)を受けてできた変成岩です。圧縮強度は大きいですが、耐酸性、耐火性が小さく、風化しやすいです。日本では御影石と同じく有名です。硬質で研磨すると美しい光沢が得られる。

主な石材の形状別分類

​主な石材の形状別分類

 石材の分類には、石材の成因別分類と石材の形状別分類があります。

 ここでは、石材の形状別分類つまり、形・幅・厚さなどで、分類されるものを紹介します。

ピンコロ

 ピンコロとは、9×9×9cm内外の立方体に加工されたものです。ピンコロにも種類が存在し、二丁掛小舗石(小舗石を2つ並べた大きさ)や板ピンコロ(スラブ材を9×9cm内外に割ったもの)、半ピンコロ(ピンコロの厚みが半分のもの)などがあります。

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​石材の選び方

​板石

 石を板状に切断、あるいは割って板状にした石です。通常、厚さ15cm未満で幅が厚さの3倍以上のもののことを言います。表面の仕上により、表情を変えることが可能です。

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縁石

幅が厚みの3倍未満のもので、歩車道境界、植樹帯との境界に用いられます。

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玉石

自然に産する球形に近い石を言いますが、人工的に球形にしたものもあります。積み石、組石、護岸、縁石に用いられることが多いです。

石工事の現状

 今まで、石材の種別について取り上げてきましたが、石材は、目的により同じ石でも善い物になったり、悪い物になったりします。例えば国産の石は日本の地場の石で愛着あり値段が高く、当然高級石材?中国産は価格が安いが質が悪いのではないか?同じ地球が創造した石。善し悪しというよりは、目的に合った石の選択をするか、しないかであると考えます。同じ石種でも物性は大きく異なります。石を使用すれば大丈夫というわけではありません。目的のあった石を使うべきです。

石材の選び方

現在の施工工事

 現在、石材の加工技術は発展し、意匠性を持つ様々な形状を生み出すことが出来ます。施工においても壁面乾式工法、取付金物、副資材などより良い能力を持つものへ改良が進んでいます。一方で、現場の中には信じられないような技術・施工方法で著しい経年劣化をしています。例えば、現場の監督さんなどは“石張りは空練りモルタルでなきゃ無理なんだよ!“と経験からお話します。建築土木のプロならば、水と混錬しない、水和反応が不十分のセメントモルタルは強度が出ない、ことを知っているはず。一度でも石工事を体験し、不具合がその時は見た目にでなかった、それだけで錯覚を引き起こしてしまった方が何人もいます。セメントモルタル施工なのに翌朝、歩行者に開放する、不具合が生じても石のせいにする、見た目だけ良ければ、検査さえ通れば…、このような現状の今、足掻き苦しみながらも、良い物を造る。石は良い物である、というイメージを守り続けることが、ファニチャーストーンの仕事です。

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